もっともっと自然体験を!

 今日は、下界へ降り、勉強会!
 『 自然体験活動指導者養成研修会 』 へ参加して来ました!

国の取り組みとして、総務省・文部科学省・農林水産省で推進している自然の中での体験活動(長期集団宿泊活動)を実施するためのプログラムの企画・学校の活動をサポートする指導者の養成講座となりました。

 永井講師を迎え、受講者17名、とっても有意義な研修会となりました。
まずは、「学校教育における体験活動の意義・教育課程と体験活動の関連性」 を学び、「野外における実技・体験」 と指導者の考えを深める研修となりました。

 学校教育における自然体験活動の意義・長期宿泊研修の必要性を考える。
現在実施されているのは唯一、兵庫県だけだそうです。
 現代の青少年の課題として、多くの問題点がデータをもとに指摘されてましたが、いくつか紹介します。
 ◎ 基本的生活習慣が身についていない。
 ◎ 基礎的な体力の低下、運動能力が充分発達していない。
 ◎ 対人関係が希薄で、異年齢や異世代との交流がない。
 ◎ 自然体験等の直接体験が不足している。
 ◎ 学習意欲や勤労意欲が低く、コミュニケーション能力が低下している。
などでした。

 『 生きる力 』 とは??
 変化の激しいこれからの社会を生きるために、「確かな学力」 「豊かな人間性」 「健康・体力」 の知・徳・体をバランスよく育てる事が大切であるとするのが文部省の教育理念だそうです。
・・・そんな青少年の手助けをするスタッフをと、すごく重大な役割が課されました。。。

 キッズキャンプ等で僕が今までやって来た事と照らし合わせてみると、まだまだ考えさせられる事も多く、ホントに良い勉強になりました。
・・・僕はこれまで、単純に子ども達と大自然を体感し、好きになって貰いたい!
僕の生まれ育った、大好きな氷ノ山を、みんなの集まる楽しい場でありたい!
いや、氷ノ山でみんなと一緒に遊びたい!笑顔が見たい!・・・が本音かも??
 そんな思いの奥に秘められていた自然体験の重要さを改めて知らされました。

 今回の、文部科学省委託事業 「青少年体験活動総合ぷらん」 の、小学校長期自然体験活動指導者養成事業(全体指導者) の課程を受けた事で、社団法人日本ネーチャーゲーム協会より、終了証を戴きました。
 7年前に取得した、『NACS-Jの自然観察指導員』 の資格と合わせて、これからももっともっと自然の素晴らしさを子どもたちへ伝え、心豊かな人へ成長してくれる事を願い、活動を広げて行く事が出来たらと考えます。

 今後とも、ヨロシクお願い致します!
もっともっと自然体験を!_f0101226_056207.jpg
by 55sirakaba | 2010-11-29 00:56 | のりさん自己紹介 | Comments(0)
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